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以下久々の更新なのにゲームオタク全開注意。






 ↓

風邪ひいている間に全キャラ出してクリアゲッターも9割がた埋めた「大乱闘スマッシュブラザーズX」について書こうとしたのに。

発売日に急いで買う気は無かったのについつい学前のTOYDUCKの行列に参加しつつ、最終的には20人近く揃って通学路で晒し者になりつつ、入荷本数が驚きの4本、俺は前から5人目、寒い中ちょくちょく話しかけていた前の人がそれを聞いたとたん物凄く気まずそうにしていた「大乱闘スマッシュブラザーズX」について書こうとしたのに。

実家に帰ってから入荷日を不正にリークしてもらって余裕で手に入れて椎名君とH君に感謝の「大乱闘スマッシュブラザーズX」について書こうとしたのに。

ちなみに自分のフレコは
3523-1329-7529 です。誰でもとりあえず相手になります気軽にどうぞ、な「スマブラX」について書こうとしたのに。

思い出話を延々と書き綴ってしまった。
どーすんだこれ。

とりあえず掲載しとくか。
ただの思い出話なので、つまらない人にはつまらないし、ひょっとしたら引く奴もいるかもしれないが、まあいいや別に。


 ↓



スマ部。
かつて全国の初等、中等、高等教育機関に、大学に、必ず一つは存在したであろうゲームクラブ。

その昔、我が家は連中の拠点だった。


初代64版が発売したのはたしか99年の1月、「時オカ」も一通りやり終わって、「スターフォックス64」と「007ゴールデンアイ」にもそろそろ飽き始めていた頃、次なるターゲットを捜し求めていた彼等は、近々発売される「マリオパーティ(初代)」と「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」に狙いを定め、自分は「スマブラ」を、Y君は「マリパ」をそれぞれ購入するのだが。
「スマブラ」は最初、あまり人気が出ず下火だった。

「これすごい浅いし、イロモノゲームじゃね?」

確かそんな趣旨のことを、購入者の俺自身が一週間も経たないうちに言い始めたのがきっかけだった気がする。その後の経過は良く覚えていないが、気が付いたら放課後は「スマブラ」ないし「ゴールデンアイ」。

多感なはずの10代前半、特に実のある話も将来の夢も希望も何も語らず、ひたすらふっとばしあい、撃ち合い、馬鹿みたいに笑い、盛り上がり続ける。
時にマジになってタイマン勝負もやり、スマッシュ一辺倒→ガード&投げの導入→空中↓Aのガードキャンセルを発見→ピカチュウの投げがこれまた強すぎる→弱攻撃で牽制できる。と、切磋琢磨しあった正当な戦闘方法の進歩も相まって、多分、控えめに言っても学区内で最も、競争の激化した、規模のでかい「スマ部」だったのではないかな、と思う。

多分、この家に一番赤の他人が出入りしていた時期である。

アホみたいに連日誰かが遊びに来た。64は一応マイナーハードだった。

貴方名前なんていうんだっけ?みたいな事まで、たまにあった。

この頃が、いわゆる「子供時代」のピークだった気がしないでもない。

最近になって、「でも結局あの頃が一番楽しかった」みたいな言葉をちょくちょく耳にする。


いや、たかが「ゲーム」ですけどね。
この時期を過ぎると、つまり中学を卒業してそれぞれ違う高校に進んでから、人が集まることは滅多になくなり。自分の中で「ゲーム」に対する興味が、驚くほど薄れていった。

果たして、楽しかったのは「スマブラ」なのか、それとも。みたいな。
そういうわけで、その次回作のGC版スマブラDXは特に記憶に残っていないのだけれども。

まあ当時の自分はそれなりに結構重い悩みを抱えてはいたし、解説書片手にニーチェの哲学にのめりこんだり「2ちゃんねる」のAA板でアスキーアート書いて遊んでたりメンヘル板で本物のメンヘラと馴れ合ったり相談に乗ったりゴールデンアイのOFF会に参加したりキセル乗車で東京駅までただ行くだけという変な趣味があったり微妙に不健全でありつつ健全な中学生だったのだが、それら濃い話題をあまり口に出す事もなく、コミュニケーションの上ではひたすら人を笑わす方法を考え実践し、何もかもピエロ的にやり過ごしていた。
それでよかったんだろうと思う。

あの「場」は、中学生にはどうにもならんような本当に難しい話題を封殺して、ただの「アホな中学生」でいられる貴重な空間だったように思えるのだ、今。

明日テストだし、もう受験生なんだから、という家主の(息子の)俺を無視して、無理やり人を連れ込んできたK・Kには、そういう意味で感謝するべきなのかも。

彼等も当時彼等なりに色々あったんだろうということは当時から薄々感づいてはいたが、Y君やK・Kを含め、その後、年相応に「濃い」話題を振る事ができるようになり、後々それについて喋れるようになると、「これが腐れ縁という奴か」という感覚が次第に沸いてきたりとか。

新作のスマブラXが出ました。

当時あの「場」にいた人々の中には、今でも連絡を取りあっている者もいれば、音信不通でどこで何やってんのか全く分からん奴もいるし、あの頃よりもむしろ腹を割って会話のできるようになった友人もいるが、彼等は今何を思うのやら。
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