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付き合いで足をはこんでみたら。


ORG_20080414000303.jpg崖の上のポニョ

監督・脚本 宮崎駿

制作      鈴木俊夫
cast     奈良柚莉愛
  土井洋輝




ぽ~にょぽ~にょぽにょ魚のこ♪

と口ずさむ子供等が一杯いて。
ああトトロの公開時もこんな雰囲気だったんだろうか、本来対象とされる年齢からは俺って15歳分ぐらい外れているんだろうなあ、下からも、まあ上からも、となった。

ジブリというか宮崎映画の新作って、まるで良く聞き込んだアーティストの新盤のように、あきらかな変化と、前作からの名残の両方が、均一に混ざり合おうとしながら自然な形で込められていると思う。じゃあ“ハウル”からの名残は何なんだって事になるが、それはもう、物凄くあった。世界観やら設定やら、緻密に固まっていそうなのに十分な説明が無いままガンガン話が展開していったり、物語の構造というか、セオリーとしての起承転結が巧妙な手段で解体されていて、あえて言うなら“起転転転結”とかそういう風になるけど。むしろそれが出来るのが素直にすげえなあ、アニメーションの力だよなあ、と思う。

「ハウルの動く城」では、やっぱりどうにも「映像手法としてのアニメーション」が「全体を統べる物語」と食い合わせ悪かったんじゃないか、というか、両者がまさに戦争していてしかも前者が負けていたんじゃあないのか、などと考えてしまうのは、この作品を構成する“動き”が、それだけ力強かったからこそそう思わせるのでしょうか。


まあ、神話の比喩表現とか、ブリュンヒルデってああワーグナーに出てきたよねなんだっけ、とか、沖縄の南大東島のジュゴンと津波の話に似てるよなあ、とか(それはネットでは見かけなかったけど)浮世絵にあったよなあ魚の波って、だとかそういう元ネタ探しも話のタネとしては面白いけれども。
そして、「月が落ちてきたりとか、世界の秩序が崩壊するだの言ってるのは、映像表現としてのアニメイテッドされた(生命を吹き込まれた)キャラクターが、物語や世界観といった構造に打ち勝とうとしている事に通じるのかなあ」とか、「死やあの世を連想させる霊的な描写が多すぎるのって、“千と千尋”が一番象徴的だったけれど、やはりお盆休みに先祖の霊と会うっていう、日本的な宗教心と公開時期がぴったしハマッて、ジブリ映画の立ち居地を確立しているからだろう。それが近年のジブリの娯楽性の根幹なんじゃないか」とか、自分も色々メタファー探しをさせられてしまうのだけれども。

そういうことを考えさせてしまう要因の一つはやっぱり、

「ドラマが無い」これに尽きるんじゃないのかなあ。
宮崎作品の登場人物は基本的に作中、絡みや事件で大きくキャラクターが変化する事はないし、どの登場 人物もある種の明確で強固な役割を帯びて配置されていて、監督の狙い通りにセリフをはき続け、監督の狙い通りの角度で衝突しあって方向転換はするけれど も、基本的にまっすぐ突き進んでいるなのだ。例外は「耳をすませば」と「魔女の宅急便」ぐらいじゃないか。
穿った見方をすれば上から目線で子供を叱る父親のような態度で観客に接してくるのが宮崎作品だ。「ポニョ」でも、「人間やめるのにどれだけ苦労したか」とか、インパクトのあるセリフはそれ自体がどこか浮いていた。年取って余計な知識を色々と蓄えた側の、大人になっちゃった客は、色々類推せざるを得ないよなあ。権威主義的なものづくりではあるけれど、宮崎駿が権威なのはそりゃそうだろうなと。伝えたい事があるならそりゃ仕方ない。

でも何を伝えたかったんだろうなあ。
「死んでも大丈夫!」なのか。
「あっちの世界とこっちの世界の境界なんて実は無い!(生命のルーツである海を通じて繋がっている)」とか。

あるいは「ポニョ可愛いでしょ?」だったりするのかやっぱり。

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見たよ笑
彼女と見たよ笑
たしかカンヌ逃したよな~
Em_sP 2008/09/08(Mon)21:16:04 編集
みたか笑
その様子だとあんまり無さそうだがもし合ったら
今度会った時にでも感想を聴かせてくれ。ここに書いても良いよ。

アニメ映画がベルリンに続いてパルムドール獲ったらそりゃあ歴史的快挙ですよ。
YAHAGI 2008/09/10(Wed)22:32:10 編集
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