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611o6ExTUbL._SS500_.jpgはい。


アレです。

iPodのCMのアレが収録されている奴です。






大御所バンドの時事ネタ、と言えなくもないけど結局日本では他国ほど人気ないし、発売からもはや1週間弱が経過しているわけですが……

好きなので。




このバンドの哲学は変わっていない。
たとえBrian EnoやMarkus Dravsをプロデューサーに据えてこの人達の経歴にバンド名を連ねても、たとえARCADEFIREみたいなパンクなポストロック系の音をいっぱい取り入れたりしてみても、1トラックに2曲分を収録したり1曲目のイントロとラスト曲のアウトロを繋げたりとか変則的な構成をやってみても、Coldplayの根幹、と勝手に自分が思っている、表出されるエモーションの色合いは殆んど移ろっていないんじゃないかと思うんです。

なんつーのか、もし変わったのだとしたら、前作「X&Y」が、それ以前の2作ほどは好きになれなかった自分としては、このバンドの哲学が若干、ほんの少しポジティヴな感情を描くようになったのは、実はその「X&Y」からだったと思うので。

じゃーあ、何でこんなに音作りの部分が変わったのか。
知らない。

……知らないけれども。
ロックバンドとして“かつて誰も試みなかったほど”オーソドックスに、しっかりとリズム刻みながらベースやギターすらキチキチ韻を踏むような演奏をやってた彼らは、前作まででそのスタイルが生み出せるものを完成させてしまったんじゃないかな、と、ふと思った。特に2作目のアルバムまで顕著だった“抑圧と表出”“静寂の中の激しい感情”、相反する感情のミクスチャー、ロックとバラードの混合みたいなものから、その“静寂”や“抑圧”がすっかりなりを潜めて、“激しい感情の表出”という、一見正反対の音楽性が現れたんじゃないだろうか。

にもかかわらず、変わってないなと思わせるのは。
その“激しい感情の表出”の中に、やっぱりどこか“静寂”が潜んでいるからで。それまでと因果関係がひっくり返った形で、その“静寂”が、むしろ安全でポジティヴな、確固としたものとして据えられているからこそ、そういう確信を持って曲が作られているからこそ、その外側へどこまでも無尽蔵に、多種多様で変則的な音作りが、Coldplayというバンドの中で実現できるんじゃないでしょうか。
今回のアルバムは「第2章のはじまり」と位置づけられているみたいで、一度そのサウンドを耳に刻めば、これがどういう意味か長々と語らずともはっきり分かるんだけど、「モノクロからカラーへの移行」は、モノクロームの中で力強くしっかりと描かれた線があったからこそ、大成功したみたいです。

意地悪い言い方かも知れんが、Coldplayはこのviva la vidaで脱U2、脱レディオヘを完全にやり遂げたんじゃないかと。心臓部分に00年代を抱いて、さらにその先へ発展しようと足掻いて突き進むんだけど、それでもやはり、ちゃんとロックバンド。



42


この曲が、多分一番顕著に上で言ったことを表していると思う。
あくまで俺がそう感じた、ってことではありますが。


Lovers In Japan/Reign of Love

JPOPのシングル曲とカップリング曲のような。



Viva la Vida


CM曲。
歌詞もバックのオーケストラも壮大ですばらしい、そしてどこかもの悲しい。
アルバム的には少し浮いていなくもない。

…日本版のボーナストラックって、どう考えてもアルバムの流れというか循環をぶった切ってるよなぁ…
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