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51f--UNTBxL._SS500_.jpg監督
堤幸彦

出演
井出野辰耶(ディノ):柳楽優弥
騎馬笑美子(ワラ):石原さとみ
柳元紳一(ギモ):田中圭
丹沢志緒美(タンシオ):貫地谷しほり
本橋阿花里(テンポ):関めぐみ
芦沢律希(リスキ):佐藤千亜妃



石原さとみの唇が。


唇はいいとして、やっぱりなんか少女マンガっぽいなあ、これは小説が原作なんだけどさ。

漫画の中で生まれた文法を映像に、特に実写に持ってきて通用するのか、となると、正直「う~ん」ってなっちゃう人なんだけど俺は。古いんだろうか。それ故にTVドラマとかでも「このシーンまるっきりコミックだなあ」という場面があると微妙に興ざめするんだけど。世間一般の話題についていけない人種なんだろうか。ていうか現実の中学やら高校生活で漫画的なノリを見せられると何も喋れなくなってしまうことが多々あったんだが。ノリが悪い人なのは先ず間違いない。

……と、いうテーマで突き詰めて考えたら、マンガっぽい物の中で、一番実写とソリが会わないのは「ギャグ」だと気付いた。二番目が少女マンガに出てくる「王子様キャラ」つまるところヒロインが思いを寄せる男。これは男女入れ替えて、少年漫画のヒロインでもアリ。主に「のだめカンタービレ」と「花より団子」で分析したんだけど。

こういう要素って、実写化するときは絶対セリフや人物造型をそのまま持ってきちゃダメだろう。なんていうか、「アク抜き」してやらないと。

でも、邦画を復活させた要素の一つが漫画作品のエッセンスであることは間違いないんだよね。それは、まあ時代の変遷とともに日本人のファッションセンスやヘアスタイルが漫画の文法というか、ダイナミックなモードと親和性の高いものに変わっていったからというのもあるけど。下妻物語(観た)とかNANA(観てない)なんかが成功例ではないでしょうか。



また完全に脱線しているので、しかも前述したけが原作は小説なので、それはともかく、この作品の核になる部分の「包帯」だけど。このちょっとメンヘルな舞台設定は、思いつきそうでなかなか思いつかない。似たようなものを自分も昔考えた事があったけれど、それはあくまで似ているという程度で。写実的手法では拾いきれないような、登場人物の内にある「痛み」を、一番手っ取り早く視覚化してしまえる方法ではある。痛みと傷の記憶とともに、それが癒えて行く過程を連想させる、センチメンタリズムと言っちゃえばその通りなんだけど、そこにもう一つ、「淡い、芽生えたばかりの希望」みたいなものが加味された、摩訶不思議なアイテムだよなあ、と。俺だったらあの場所に巻くだろうなあ、とか。

そんなすばらしくよく出来た包帯というモチーフは、けれどもリアルでシリアスなモチーフだったために、コミカルな部分とはあんまり相容れないんじゃないか、と思ったけど、コミカルにしなけりゃひたすら暗い物語になりそうな気もする。群像劇風に仕上がってはいるけれど、やっぱりベースが少女漫画な感じだし。

「葬式」のシーンは、グロテスクだよ、サラッと流れてゆくけれど。心理学をかじっている関係で、こんな話を聞いたことがある、「あっさり口に出して語れるようなトラウマなんてものは実在しないが、そういうトラウマ的物語が人によっては必要」なんだとか。

晩秋から初冬にかけての乾いた空気と、シアンの空に包帯の白が映える。

静かなトーンの青春映画って多いなあ、最近。

一番心に残ったのはオープニングのモノローグだった。
あんなことを思っていた時期が、確か俺にもあったな、と。
15,6歳位の歳で観れば良かったのかもしれないが、物理的に無理じゃん。
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