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HN:
Yahagikyo
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/06/19
自己紹介:
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anorexianervosa__
(アット)hotmail.com
anorexianervosa__
(アット)hotmail.com
22 2025 / 01
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14 2010 / 11
何の事前通告もありませんでしたが、"ネット断ち"しておりました、ここ半年近くの間。
何故かというと、何故だろう、己にとってそれがどうにも必要だったようなので、特に意図するでもなく、自然と。
そして今日に至るラストひと月ほどは、数日の例外を除き一心不乱に引き篭もり続け、ようやく、一編の、何だろう、ニホンゴの塊でしょうか、とりあえず自分では小説と呼ぶし、他人にもそれを期待したいところですが、そんなモノが出来上がりました。
(仮)が取れて、"アダム・グレーの揚子"
です。ヨウジと読みます。
……ああ、肩の荷が下りるってこんなにも物寂しく切ない事だったのか。
とか、
この程度の厚さにしか収まらないものに、俺は一体どれだけ妄想力を注ぎ込んだんだ?
とか、
吐き出し切った筈の猛毒が、実は毒でも何でもなく、むしろ、メンタリティ的には肺とか心臓並に重要な臓器だったんじゃねーか?
とか、
思っている気もすれば、しない気も。
とりあえず、人生の目標が一つ消え失せた事は事実のようです。
果たせたか否かなど、本人の知るところではありません、そういうものに挑んだからこそ、目標たり得たのですから。
それにしても、文章というのはおっかないね。
どれほど重大な事実だろうと、脚色を省けば、AがBした、とか、CはDだ、とか、その一分で事足りてしまう。
でもやっぱり、大事な事なのでもう一回。
"人生の目標が消えました"
……ひとつ、だけどね。
次はやっぱり、就活でしょうか。
そして、禁煙。
それでは、更新リハビリを兼ねてるんで、
今日はこのへんで、また。
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03 2010 / 06
じんるい は あたらしい オモチャ をてにいれた!
申し訳ないがまたiPadネタになります。レビューを書きたい映画も一杯あるが、とりあえず、発売日に入手して以降の一週間を総括しておかないと気が済まない。鮮度が大事です。
ちなみに、本文も現物のメモ機能を利用して書いています。
ソフトウェアキーでも、横にして使えばスピード的にさほどアナログキーボードと変わらない気がするのだけれど、やはり修正時の正確なカーソル移動、コピー&ペーストに少々時間と段階的操作が必要な事、さらに誤入力の多さがネックかなあ。
二本の指を使って一瞬で文字列を選択出来るので、慣れればそこそこ使いこなせそうではあるし、携帯電話の文字入力より圧倒的に高速なのは間違いないけれど。
逆に、あれだ。
あえて不満点を挙げるならそれぐらいしかないのが恐ろしい。
革命的で魔法のよう、というキャッチは決して誇張じゃない。
テクノロジーの先端に魔法という形容を授けて、それに全く違和感を感じない時代に、我々は今突入しつつあるんです。
区別がつかないってことさ。
第一印象は「軽い、薄い、綺麗!背面のカーブと感触、サイズからして明らかに雑誌を意識してるなあ」とか、そんな程度だったけれど。
マウスを使ってアイコンをクリックする、という、それまでのコマンド入力型UIの常識を覆す、いわゆるGUIの実現に大きく貢献した一人がスティーブ・ジョブズだった事を鑑みれば、この方向へのコンピューターの変化と、その先陣をあの会社が担うのは当然といえば当然だったのかもしれない。
ようやく技術とニーズが追いついただけ、とも言える。
これまでマウスとカーソルでやっていた操作の殆ど全部が自分の指で直接的に操作可能、というのはこのガジェットについて少しでも調べた人間ならすでに知っているでしょう。
ただ、それに伴って、かなりのレスポンス速度の改善が必要な事にはなかなか、メーカーの人間ぐらいしか思い至らなかったんじゃないだろうか。
とにかく、「すぐに反応する」事に徹底してこだわっていて潔い。
アプリとOSの全操作に共通して、ピンチ(つまみ操作)とスワイプ(なぞり操作)を使った、あたかもガラス製フロントパネルの向こうに一枚の紙が置いてあるかのような体験を用意してあり、メモやスケジュール、iBooksの画面構成からも、徹底したアナログの模倣と再現、再構築を試行している事がわかる。
これは、確かに、「誰でも」使える。
全盲の方や2歳以下には厳しいかもしれないけれど、それ以外のほぼ全ての人間(タイピングや専門性のあるアプリを除外するならば、知的障害や認知症の人も含めて)に使いこなせるんじゃないかというぐらいに、真の意味でパーソナルなコンピュータだ。
個別の機能に関しては次の通りです。
・写真
これは最初に言っておきたい。
カメラマンや写真好きには必須のアイテムだ。
アウトカメラがついてない理由はズバリ、画素数が少ないカメラの写真には勿体ないぐらい、ビューワとして優れているからでしょう。
視野角の広さ(と、アンチグレアの保護シートも多少関係して)カタログスペックの解像度やpixel per inch からはちょっと想像出来ないほど綺麗です。まさに、現像した実物がそこに置いてある感覚。
・メール
使いやすいというか、閲覧にはとても便利です。フォルダ作れないけどね。
ケータイメールの文化が脅かされてしまいそうな気もするけれど、それはまた当分先の事でしょう。だってポケットに入って、電話より頻繁に利用されているアイツはきっといつまでも生き残るからね。逆に、絵文字や写真添付が逆輸入される事で、正規のPCメールの利用機会がビジネス意外に広がると良いなとは思う。mixiやツイッターなんかのメッセージもこっちで一元的に扱えると素晴らしいんだけど。
・動画
正直、期待していたほどではない。今のところ動画再生デバイスが(大画面では)ノートPCぐらいしかないので、視聴中にキーボード見なくて済むのは良いのですがね。
フレームレートの遅さはあまり気にならないが、モノラルスピーカはやはり戴けません。quicktimeに変換すると画質も大分落ちてしまうし、手に持って没入する、というぐらいのメリットしかない気がします。タッチパネルである意味も殆ど無いしなあ。
・読書
今のところiBook storeには英書しかないが、英英辞書機能があるので、ある程度、そこそこの英語力があれば、勉強がてらに本が読めます。著作権切れの古いものが大量に揃っているので、興味ある分野の本は結構見つかる。日本語でも、i文庫HDを使えば、ネットに転がってるpdfや画像を使って似たようなインターフェイスの下バーチャルな読書体験が可能です。コミックは、見開き(本体横向き)の場合文字が潰れて結構読みにくいのではないかと思っていたけれど、それは杞憂でした。縦にして使えば単行本のデータでも連載版のサイズで読めるのがまあ嬉しいかも。勿論現時点での品揃えは極めて貧弱なのでフリーのwebコミック読むぐらいしか使い道が無いけれどね。
・雑誌
コストがかからないからだろうけれど、印刷屋に出稿するpdfの縮小版をそのまんま流しているだけみたいなものが多い。ので、当然見開き状態では文字が全く読めません。文章だけテキスト化して画面サイズに合わせるぐらいの事はしてもいいんじゃないのか。画像を見るように雑誌を見ているようだ、今のところは。
専門のレイアウターを入れれば、多少コストはかかってもグッと見やすくなるはず。待つしかありません。
ただ実際のところ、今のままでも、PC向けのビューワと比較して断然ストレスがないのだけれどね。
個人的に、デジタルマガジンには、記事の直後にそのまま多数のリンクや検索用キーワードが張り付けられているような、月イチ週イチで更新される「第二ポータルサイト」である事を目指してほしいのだけれど。
・ゲーム
LabyrinthHDぐらいしかやってないな。あとエアホッケーか。
オセロや将棋が手軽に楽しめるのは大変素晴らしい。
最新型機で結局そういったアナログの模倣に落ち着いてしまうのは府に落ちないが、ま、コンシューマ機の如く時間を費して制作してあるソフトが少ないし。関係無いが、どんだけ移植すれば気が済むんだバイオ4。
・インターネット
購入後数日間は自宅で使えなかったので、ガマン出来ず、近所のなか卯で、隣接するマクド○ルドの電波拾ってました。
それは兎も角。
まさに、A4の雑誌をペラペラめくる感覚でネットサーフィンが出来ます。恐ろしいほどの気軽さ。電源を入れて5秒でGoogleです。
「カジュアル」これキーワードかもしれない。
文字にアンチエイリスがかけられているため、ピクセルのシャギーが丸みを帯びていて、鋭利な文体もそうは見えないというか、ギスギスした印象にならない。
ダブルタップ時にはソースから自動的にブロックを抽出して拡大してくれる模様。
iPad本体でネット上のiPad批判を読む、という奇妙な体験をしたんですが。
失礼だけど、苦笑してしまう事が何度もあった。
個人的には使っているサイトをあまり訪れないが、それでもFlashに対応しないのは確かに残念だと思うけれどね。
ただ、それも含めて、あれができて、これができない、という機能主義的バイアスで捉える事は全く意味を持たない事にすぐ気付く。
いや勿論、ネット出来ないメール出来ない動画もゲームも動かないデバイスだったら誰も買わないけれど。
マウスカーソルでのクリック操作とDos-Vの比較で例えれば分かりやすいのだろうけれど、(ようするに、マウス操作でフォルダを開く人間に対して、あなたは「そんなのコマンドプロンプトで出来るじゃん」と馬鹿にするんですか、というくだらぬお話)このインターフェイスはほぼ確実に将来主流化するものだ。自分のように、発売日に即ファーストモデルを購入してしまう人間は、とにかく、いち早く未来に触れたい人達なんでしょう。
未来の主流という文脈からは、競合他社の類似商品が、上記した「すぐに反応する」即応性、「アナログを模倣する」かのような直感的導入の重要性をどこまで理解できているかが重要かと。
そこを満たせなかったら誰もタブレット市場におけるAppleのシェアは奪えないと思う。
まあいいとして、カジュアルさについて。
ある意味でこのデバイスはアンチギーク、反オタク的な側面が非常に強い。腰を吸えてデスクのPCと向き合い、覗き込むようにどっぷり、あるいはまたのめり込む様にじっくりネットと関わる必要なんて、実は全くこれっぽっちもないのだ、と気づかされます。
ネットイナゴの罵詈雑言や己とほぼ全く関わりのない小難しいやりとりは、人差し指でスワイプ、ピッとすっ飛ばし、一瞬のうちに画面のはるか上方へ。
逆に、普段関わりのない情報でも、興味を抱いた瞬間にその場で画面を止め、必要ならば即座に拡大して、でも肩の力は抜いたまま、リラックスして通読。
ウンウン唸るようにネットと関わる時代はもうお終いだ。
いや俺の中ではとうの昔に終わっていたけれど、最後の大掃除が終わったあとのような、清々しさ。
過剰な敵対感情、頭でっかちな思考パターンから卒業して、冷静かつ友好的に意見交換ができる人が、こいつの普及によって増えれば素晴らしい。言葉は現実を定義して支配するものじゃなく、伝える道具にすぎないのさ、阿呆どもが。
・まとめ
個人的には、まさにイディアルなインプットツール。
何かがっつり作ろう、書こうというアウトプット志向のインセンティブが働かぬ限り、もうPCを起動する事は無いんじゃないかというぐらいです。パソコン=アウトプット、iPad=インプットという棲み分けになっている、すでに、です。
それとは別に、一般化しつつも格好つけて言うなら、まさにiPadは境界をまたぐ道具です。
パソコンの向こうに現実から寸断された世界が広がっているのではなくて、今ある生活の中に、ライフスタイルの隙間に挟み込まれるようにネットがふと立ち現れる。 パソコン漬けで頭でっかちになったヘヴィーネットユーザーに、たった一瞬の契機で身体性の回復をもたらし、条件反射的にコンピュータと名のつく物を嫌ってきた人々に、世界と繋がる契機をもたらす。
リアルとヴァーチャルを、敵対的でなく有機的に結びつけ、両者のキャズムをあっさり飛び越える、革命的なオモチャ。
こいつのおかげで、短期的には、世の中ちょっと明るくなるかもよ。
それが、
(※自分は決してアップルの回し者ではありません。Macどころか、iPod以外にこの会社の製品を買った個人的経験は一切ございません、あらかじめ御了承ください)
気が済んだので、これにて自分のiPad狂想曲を閉幕とさせて頂きます。普段は別に新しい物好きでもなければガジェットマニアでも無いのですが、今回ばかりははしゃがずにはいられませんでした、ここまで呼んでくれた方に感謝。おつかれさまでした。
ではまた。
落とすと壊れやすいという噂が大変気がかり。
気をつけるしかありません。
裸のまま片手で抱えてバイクに二ケツって、無いわ。あのCMは酷い。
申し訳ないがまたiPadネタになります。レビューを書きたい映画も一杯あるが、とりあえず、発売日に入手して以降の一週間を総括しておかないと気が済まない。鮮度が大事です。
ちなみに、本文も現物のメモ機能を利用して書いています。
ソフトウェアキーでも、横にして使えばスピード的にさほどアナログキーボードと変わらない気がするのだけれど、やはり修正時の正確なカーソル移動、コピー&ペーストに少々時間と段階的操作が必要な事、さらに誤入力の多さがネックかなあ。
二本の指を使って一瞬で文字列を選択出来るので、慣れればそこそこ使いこなせそうではあるし、携帯電話の文字入力より圧倒的に高速なのは間違いないけれど。
逆に、あれだ。
あえて不満点を挙げるならそれぐらいしかないのが恐ろしい。
革命的で魔法のよう、というキャッチは決して誇張じゃない。
テクノロジーの先端に魔法という形容を授けて、それに全く違和感を感じない時代に、我々は今突入しつつあるんです。
区別がつかないってことさ。
第一印象は「軽い、薄い、綺麗!背面のカーブと感触、サイズからして明らかに雑誌を意識してるなあ」とか、そんな程度だったけれど。
マウスを使ってアイコンをクリックする、という、それまでのコマンド入力型UIの常識を覆す、いわゆるGUIの実現に大きく貢献した一人がスティーブ・ジョブズだった事を鑑みれば、この方向へのコンピューターの変化と、その先陣をあの会社が担うのは当然といえば当然だったのかもしれない。
ようやく技術とニーズが追いついただけ、とも言える。
これまでマウスとカーソルでやっていた操作の殆ど全部が自分の指で直接的に操作可能、というのはこのガジェットについて少しでも調べた人間ならすでに知っているでしょう。
ただ、それに伴って、かなりのレスポンス速度の改善が必要な事にはなかなか、メーカーの人間ぐらいしか思い至らなかったんじゃないだろうか。
とにかく、「すぐに反応する」事に徹底してこだわっていて潔い。
アプリとOSの全操作に共通して、ピンチ(つまみ操作)とスワイプ(なぞり操作)を使った、あたかもガラス製フロントパネルの向こうに一枚の紙が置いてあるかのような体験を用意してあり、メモやスケジュール、iBooksの画面構成からも、徹底したアナログの模倣と再現、再構築を試行している事がわかる。
これは、確かに、「誰でも」使える。
全盲の方や2歳以下には厳しいかもしれないけれど、それ以外のほぼ全ての人間(タイピングや専門性のあるアプリを除外するならば、知的障害や認知症の人も含めて)に使いこなせるんじゃないかというぐらいに、真の意味でパーソナルなコンピュータだ。
個別の機能に関しては次の通りです。
・写真
これは最初に言っておきたい。
カメラマンや写真好きには必須のアイテムだ。
アウトカメラがついてない理由はズバリ、画素数が少ないカメラの写真には勿体ないぐらい、ビューワとして優れているからでしょう。
視野角の広さ(と、アンチグレアの保護シートも多少関係して)カタログスペックの解像度やpixel per inch からはちょっと想像出来ないほど綺麗です。まさに、現像した実物がそこに置いてある感覚。
・メール
使いやすいというか、閲覧にはとても便利です。フォルダ作れないけどね。
ケータイメールの文化が脅かされてしまいそうな気もするけれど、それはまた当分先の事でしょう。だってポケットに入って、電話より頻繁に利用されているアイツはきっといつまでも生き残るからね。逆に、絵文字や写真添付が逆輸入される事で、正規のPCメールの利用機会がビジネス意外に広がると良いなとは思う。mixiやツイッターなんかのメッセージもこっちで一元的に扱えると素晴らしいんだけど。
・動画
正直、期待していたほどではない。今のところ動画再生デバイスが(大画面では)ノートPCぐらいしかないので、視聴中にキーボード見なくて済むのは良いのですがね。
フレームレートの遅さはあまり気にならないが、モノラルスピーカはやはり戴けません。quicktimeに変換すると画質も大分落ちてしまうし、手に持って没入する、というぐらいのメリットしかない気がします。タッチパネルである意味も殆ど無いしなあ。
・読書
今のところiBook storeには英書しかないが、英英辞書機能があるので、ある程度、そこそこの英語力があれば、勉強がてらに本が読めます。著作権切れの古いものが大量に揃っているので、興味ある分野の本は結構見つかる。日本語でも、i文庫HDを使えば、ネットに転がってるpdfや画像を使って似たようなインターフェイスの下バーチャルな読書体験が可能です。コミックは、見開き(本体横向き)の場合文字が潰れて結構読みにくいのではないかと思っていたけれど、それは杞憂でした。縦にして使えば単行本のデータでも連載版のサイズで読めるのがまあ嬉しいかも。勿論現時点での品揃えは極めて貧弱なのでフリーのwebコミック読むぐらいしか使い道が無いけれどね。
・雑誌
コストがかからないからだろうけれど、印刷屋に出稿するpdfの縮小版をそのまんま流しているだけみたいなものが多い。ので、当然見開き状態では文字が全く読めません。文章だけテキスト化して画面サイズに合わせるぐらいの事はしてもいいんじゃないのか。画像を見るように雑誌を見ているようだ、今のところは。
専門のレイアウターを入れれば、多少コストはかかってもグッと見やすくなるはず。待つしかありません。
ただ実際のところ、今のままでも、PC向けのビューワと比較して断然ストレスがないのだけれどね。
個人的に、デジタルマガジンには、記事の直後にそのまま多数のリンクや検索用キーワードが張り付けられているような、月イチ週イチで更新される「第二ポータルサイト」である事を目指してほしいのだけれど。
・ゲーム
LabyrinthHDぐらいしかやってないな。あとエアホッケーか。
オセロや将棋が手軽に楽しめるのは大変素晴らしい。
最新型機で結局そういったアナログの模倣に落ち着いてしまうのは府に落ちないが、ま、コンシューマ機の如く時間を費して制作してあるソフトが少ないし。関係無いが、どんだけ移植すれば気が済むんだバイオ4。
・インターネット
購入後数日間は自宅で使えなかったので、ガマン出来ず、近所のなか卯で、隣接するマクド○ルドの電波拾ってました。
それは兎も角。
まさに、A4の雑誌をペラペラめくる感覚でネットサーフィンが出来ます。恐ろしいほどの気軽さ。電源を入れて5秒でGoogleです。
「カジュアル」これキーワードかもしれない。
文字にアンチエイリスがかけられているため、ピクセルのシャギーが丸みを帯びていて、鋭利な文体もそうは見えないというか、ギスギスした印象にならない。
ダブルタップ時にはソースから自動的にブロックを抽出して拡大してくれる模様。
iPad本体でネット上のiPad批判を読む、という奇妙な体験をしたんですが。
失礼だけど、苦笑してしまう事が何度もあった。
個人的には使っているサイトをあまり訪れないが、それでもFlashに対応しないのは確かに残念だと思うけれどね。
ただ、それも含めて、あれができて、これができない、という機能主義的バイアスで捉える事は全く意味を持たない事にすぐ気付く。
いや勿論、ネット出来ないメール出来ない動画もゲームも動かないデバイスだったら誰も買わないけれど。
マウスカーソルでのクリック操作とDos-Vの比較で例えれば分かりやすいのだろうけれど、(ようするに、マウス操作でフォルダを開く人間に対して、あなたは「そんなのコマンドプロンプトで出来るじゃん」と馬鹿にするんですか、というくだらぬお話)このインターフェイスはほぼ確実に将来主流化するものだ。自分のように、発売日に即ファーストモデルを購入してしまう人間は、とにかく、いち早く未来に触れたい人達なんでしょう。
未来の主流という文脈からは、競合他社の類似商品が、上記した「すぐに反応する」即応性、「アナログを模倣する」かのような直感的導入の重要性をどこまで理解できているかが重要かと。
そこを満たせなかったら誰もタブレット市場におけるAppleのシェアは奪えないと思う。
まあいいとして、カジュアルさについて。
ある意味でこのデバイスはアンチギーク、反オタク的な側面が非常に強い。腰を吸えてデスクのPCと向き合い、覗き込むようにどっぷり、あるいはまたのめり込む様にじっくりネットと関わる必要なんて、実は全くこれっぽっちもないのだ、と気づかされます。
ネットイナゴの罵詈雑言や己とほぼ全く関わりのない小難しいやりとりは、人差し指でスワイプ、ピッとすっ飛ばし、一瞬のうちに画面のはるか上方へ。
逆に、普段関わりのない情報でも、興味を抱いた瞬間にその場で画面を止め、必要ならば即座に拡大して、でも肩の力は抜いたまま、リラックスして通読。
ウンウン唸るようにネットと関わる時代はもうお終いだ。
いや俺の中ではとうの昔に終わっていたけれど、最後の大掃除が終わったあとのような、清々しさ。
過剰な敵対感情、頭でっかちな思考パターンから卒業して、冷静かつ友好的に意見交換ができる人が、こいつの普及によって増えれば素晴らしい。言葉は現実を定義して支配するものじゃなく、伝える道具にすぎないのさ、阿呆どもが。
・まとめ
個人的には、まさにイディアルなインプットツール。
何かがっつり作ろう、書こうというアウトプット志向のインセンティブが働かぬ限り、もうPCを起動する事は無いんじゃないかというぐらいです。パソコン=アウトプット、iPad=インプットという棲み分けになっている、すでに、です。
それとは別に、一般化しつつも格好つけて言うなら、まさにiPadは境界をまたぐ道具です。
パソコンの向こうに現実から寸断された世界が広がっているのではなくて、今ある生活の中に、ライフスタイルの隙間に挟み込まれるようにネットがふと立ち現れる。 パソコン漬けで頭でっかちになったヘヴィーネットユーザーに、たった一瞬の契機で身体性の回復をもたらし、条件反射的にコンピュータと名のつく物を嫌ってきた人々に、世界と繋がる契機をもたらす。
リアルとヴァーチャルを、敵対的でなく有機的に結びつけ、両者のキャズムをあっさり飛び越える、革命的なオモチャ。
こいつのおかげで、短期的には、世の中ちょっと明るくなるかもよ。
それが、
(※自分は決してアップルの回し者ではありません。Macどころか、iPod以外にこの会社の製品を買った個人的経験は一切ございません、あらかじめ御了承ください)
気が済んだので、これにて自分のiPad狂想曲を閉幕とさせて頂きます。普段は別に新しい物好きでもなければガジェットマニアでも無いのですが、今回ばかりははしゃがずにはいられませんでした、ここまで呼んでくれた方に感謝。おつかれさまでした。
ではまた。
落とすと壊れやすいという噂が大変気がかり。
気をつけるしかありません。
裸のまま片手で抱えてバイクに二ケツって、無いわ。あのCMは酷い。
20 2010 / 02
ツイッタはじめました。
ので、あなたもどうぞ!
……それだけ。
ので、あなたもどうぞ!
……それだけ。
11 2010 / 01
明けたのか。
80’s90’s00’sと一つのディケイドで歴史を刻む事が当たり前だと考え始め、いつの間にやらそのうち一つを、10年という歳月を区切る一つひとつの春夏秋冬365日を、日ごとなんてのは無理にしろ、あの年のあの季節にはこんな事があったなと、2000年、2001年、2002年と、ありありと思い返せる自分がいることに気がついたとき、かつてそんな風に70年代60年代を語っていた大人たちにあこがれたその記憶が重なる。
ああ俺は歴史のうちを生きているのかと、言い換えるならばああ俺は大人になっちまったのかと、もはや寸分のためらいもなく肯定できるわけです。
風林火山を唱えた戦国武将の夢の残滓の、その直上20センチの空中で新たな10年紀を迎えた馬鹿なトゥエンティーンエイジャー4人を俺は死ぬまで忘れないでしょう。
めでたい事といえば、そんなところ。
年末年始、走り回ってばかりいた。
夏を含めて首都高を往復合計4回、都内は2回。
免許取得から一年せずに800キロは走った。
そんなにまでどこか遠いところへ行きたかったのか俺は。
気がつけば今年で25歳。
こんな25歳になる予定だったのか俺は。
そもそも、25歳になる予定などなかったはずですが。
積荷を降ろして、もっとスピードを上げる。
その降ろされた諸々を作品とか証であるとか呼んでいただける人がいれば幸いです。
抱負といえば、そんなところでしょうか。
80’s90’s00’sと一つのディケイドで歴史を刻む事が当たり前だと考え始め、いつの間にやらそのうち一つを、10年という歳月を区切る一つひとつの春夏秋冬365日を、日ごとなんてのは無理にしろ、あの年のあの季節にはこんな事があったなと、2000年、2001年、2002年と、ありありと思い返せる自分がいることに気がついたとき、かつてそんな風に70年代60年代を語っていた大人たちにあこがれたその記憶が重なる。
ああ俺は歴史のうちを生きているのかと、言い換えるならばああ俺は大人になっちまったのかと、もはや寸分のためらいもなく肯定できるわけです。
風林火山を唱えた戦国武将の夢の残滓の、その直上20センチの空中で新たな10年紀を迎えた馬鹿なトゥエンティーンエイジャー4人を俺は死ぬまで忘れないでしょう。
めでたい事といえば、そんなところ。
年末年始、走り回ってばかりいた。
夏を含めて首都高を往復合計4回、都内は2回。
免許取得から一年せずに800キロは走った。
そんなにまでどこか遠いところへ行きたかったのか俺は。
気がつけば今年で25歳。
こんな25歳になる予定だったのか俺は。
そもそも、25歳になる予定などなかったはずですが。
積荷を降ろして、もっとスピードを上げる。
その降ろされた諸々を作品とか証であるとか呼んでいただける人がいれば幸いです。
抱負といえば、そんなところでしょうか。
07 2009 / 11
インフルネンザなどと下らない事を言っていたがために天罰が下ったのか。
そんな風に事物の因果関係を勝手気侭に作り上げるのが人の性とはいえ。
因果関係といえば、先日レヴィ=ストロースが亡くなったそうですね。
構造構造ってもうちょっと聞き飽きた頃だったけれども、いかにもフランスらしい、ドイツの実存哲学に対するアンチテーゼというイメージがずっとありまして、この人をその親玉のようにずっと考えていたよ。そっちの世界におけるキェルケゴォルのような存在というか。
ハイデガーはデリダに影響を与えた事からもわかるように、実存主義者ではないからね。
社会システム理論をかじっていくうちに、実は構造主義とシステム理論、それから素人目には現象学も、深いところでつながっているように思える今日この頃です。
すべては、“差異"から成り立ち、
“境界”こそが“実体”を保障するのです。
違いを大切にしましょうね、という凡俗かつ最悪な、しかもありふれたオチで〆。
28 2009 / 10
一週間ほど、ではないか、医者に行け行けと急かされ、思わず処方されたタミフルを吸入薬に変えてもらい、解熱剤の助けを借りて身動きが取れるようになるまで、計4日間ほどベッドの上でぐったりしていました。
罹ってしまいました。
巷を騒がせている例の、A型に。
39度以上の熱を出したのなんて何年ぶりだろう。6、7年ぐらい無かったのか。
しかし死ぬかと、
思うわけないじゃん。と思うのだ。
パラレルワールドでは意地張って医者に行かぬまま夜中に氷枕の氷がついに全部解けた挙句頭がパーになっていたりも、ひょっとしたらするのかもしれないけれど。
計¥4000弱の医療費のみでいまや全快し、世界的パンデモニック事件もまた日常に回収されてしまうのでした。
「日常」
この語が持つ意味を、ここ最近は、再確認する日々が続いている。
そういうものを自分はずっと、それこそ10年近く長い間、信じられなかった気がする。
今でもまだ、だけどね。
罹ってしまいました。
巷を騒がせている例の、A型に。
39度以上の熱を出したのなんて何年ぶりだろう。6、7年ぐらい無かったのか。
しかし死ぬかと、
思うわけないじゃん。と思うのだ。
パラレルワールドでは意地張って医者に行かぬまま夜中に氷枕の氷がついに全部解けた挙句頭がパーになっていたりも、ひょっとしたらするのかもしれないけれど。
計¥4000弱の医療費のみでいまや全快し、世界的パンデモニック事件もまた日常に回収されてしまうのでした。
「日常」
この語が持つ意味を、ここ最近は、再確認する日々が続いている。
そういうものを自分はずっと、それこそ10年近く長い間、信じられなかった気がする。
今でもまだ、だけどね。