絶望なんてピュアすぎて

今一番hotなクーラーは要らないが、coolなヒーターが見つかればぜひ欲しい。

実家に帰り携帯電話を新調したは良いがPCが使えなくなっていたので結局誰とも連絡付けられない。
暇をもてあまして本ばかり読み漁る日々。
20冊は読破しただろうか。
ソシュールやウィトゲンシュタイン関係から超弦理論、チャーチルの回顧録とか。
相対性理論とか、そういうのとは比べ物にならんぐらい難しいぞ、理論物理学。
波動関数が収束する理由も結局分からずじまい。

文芸春秋で上半期芥川賞作品を読む。
ダウナーなファッション純文学の時代もそろそろ終るんでしょうか、とか。

勢いあまって数年ぶりに宮台真司の本にも手を出してしまう。

M2:ナショナリズムの作法

宮台　真司（著）
宮崎　哲弥（著）





元ミヤダイ信者です、俺。この人がブルセラ学者とか言われていた頃。
M2シリーズもようやく完結です。
この本、良いわ。

時事問題って、主にTVと週刊誌と新聞が、それぞれのスタンスから
「こうすべき」論で語るんだけど。
本書の場合は相対化と構造化を一貫してやってて、ついつい近視眼的に
ニュースを観てしまう癖を直してくれそうに思う。
良いわ。

目を覚ます夢

蒸し暑さ

豪雨の音に目覚め
見知らぬ町のビジネスホテルにいる

朝焼けにも夕日の残影にも写る雨の
紺色とは乖離して

ただ

逃げる格好を
旅に出たようなふりを

してみたかっただけの自覚を悔いるのは
錯覚だろうと

宿の代ばかり
気にかけている事の

錯覚だろうと

そんな夢を見た。
目覚めた瞬間から。

きっと

また
自分は何かを悔やんでいる

現実の
時間の狂った冷たさに親しむうち

明日にはきっと忘れているはずだと
何年も経って
たった一瞬だけ
デジャヴュとして想起されるだけの

そんな夢に過ぎないと


夏は
皮膚の内側が冷たくてたまらない

そのさらに奥
ぬるいのだろう

途方もなく

N901iC逝く

二年余り使っていた携帯電話が逝きました。

中身に少しも異常が無くても、充電が出来なくなるというだけで使い物にならなくなる訳で、ポータブルデバイスという奴は。

逆に携帯から解放されることで多少何がしかの充電になるかな、と思わなくもなかったので暫くほったらかしにしておく。

今年またLG電子製でドコモからチョコレート携帯なるものが登場したけど、元祖はこちらのN901iCで、発売当時も確かチョコレート携帯なる売り文句を使っていたように思う。電子機器とお菓子というミスマッチなコピーに引かれて手を出した。
次はもっと「らしい」奴にしようかね。

消したくないメールもあるにはあったのだが、まあいいや、と。
最近切に思う。
過去に囚われずに軌道修正したい気分なのである。

チョコレートと言えば森永カレ・ド・ショコラのベネズエラビターが苦くて好きだ。たまにのっぺらぼうの食パンに挟んでいる。

酒飲んで踊る

渋谷のHERLEMとかいうクラブで一晩遊んだ。

遊んだというか、酒飲んで煙草吸ってたまに踊ったりしてダラダラしていただけですが。

VJやってなかったな～見たかったんだが。

あんな時間に駅前にいたのは高校時代以来だったが
相も変わらず深夜も人だらけ、ハチ公前から道玄坂のセブンまでず～っと人々人。

クラブの中も人々人。
ニンゲン漬けにされそうでした。

正直、HIPHOPはK-DUBshineとEMINEMを除いてまったく聴かない。
RAPて、詞を強烈に主張するためにある音楽で、つまり優先順位として曲の前に言葉がくるんじゃないかと思うんだが、肝心の歌詞がバカっぽいものばっかりなんだ。失礼だが。
ただ、ああいう場に限ってはバカになりきっても全然OKです。全然気持ち良いです。
俺って多分性根はバカだしね。

大変失礼しました。

文月

最近また孤独を感じる。

（中略）

喜ばしい事です。



あと、まったく関係ないが、

先月救急車に乗った回数は２回でした。

今月は何回乗せてもらえるかな。楽しみだ。

楽しみなわけねぇだろ。



～以下略された部分～

正確には。

最近また、少しづつ孤独を感じられるようになってきた。
ここでいう孤独というのは、空しさの類でもなければ、孤立する事でもない。

“まぎらわす”事しか出来ないアイツの事だ。

人間が忌み嫌いつつも年を取りながら慣らされていくしかない、
そういう孤独を、結局自分は何よりも欲しているんだろう。

飢える事がなければ、誰も働こうなどと思わない。

孤独はずっと、一種の糧だったのだ、自分にとって。

それを感じなくなったらまあ、
まあお仕舞いだよ。
皆さんご存知の通り。

ただ、“まぎらわす”事しか出来ないと言ったが、実は孤独を消し去ってしまう手段はある。
何も考えないか、何にも価値を見出さないか。要は、サルか機械のフリをして生きる事だ。

あーつまり、孤独ってのは俺にとっての人間の基準だったんだね。
繰り返すが、そういう孤独をずっと見失っていた気がしたので、
それを自分が取り戻しつつあるのは、大変喜ばしい事です。
ハイ。灰。

ご愛殺

はじめましてYahagikyoです。

唐突ですがここで短歌を一首、詠ませていただこうか。


カネが無い

　ヒマだしバイト

　　　はじめよう

　　レポートひとつ

　千円からね


終わり。