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08 2007 / 10
浅野忠信。
ざっくばらんにあらゆる役にハマっているようで、その実独特のオーラで「ああアサノだ」とすぐバレてしまう役者ではありますが、この[Focus]では最初誰だか全く気付かなかった。
まるで能でも観ているような、限界まで抑えた演技をする役者だと思うんだけど、それがこの作品の役柄と完全にマッチしていたからでしょうか。


21JWFRPMC7L._AA140_.jpg[Focus]
監督 井坂聡

出演 浅野忠信
白井

ストーリーだけ見たら完全にカルト映画だ。
いやそもそもがカルト映画なのか。
ただ、その流れを見せる手法が斬新かつ完全に一貫しているから、なんかB級映画とは呼びたくなくなるんだよ。
ある意味、一発ネタ。
だが手を変え品を変え、たった一つの角度からの視点を驚かせてくれる。

冷たく渇いたフリをしている、ぬるくジメジメした空気が。
演出された演出とリアル、演技される演技と素の顔。
それらも含めて、なんつーか全体的に、90'sなカオリ。
当たり前か。
当時に置き忘れてきたフィルムを偶然見つけて、「ああそんな時代でしたなあ」と、別に懐かしむでもなく、むしろ苦笑いを浮かべる事が出来る、たとえばそういう映画。

1カットの長さである種の迫力が作り出されています。
最近の映画って編集しまくりでなんかちょっと萎えるんだよね。

1996点。
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