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27 2017 / 09
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27 2011 / 07

ご無沙汰しております。
ようやく時間がとれるようになったので更新再開いたします。



“頑張ろう日本”

3.11以降、一体何度このフレーズを目にし耳にした事だろう。
その度に思った。ひねくれていると思われるかもしれないが。
「誰が、誰に対して言ってんだろう」
少なくとも、“日本”は要らないんじゃないの、と。
日本語で書いてあるんだから、“頑張ろう”だけでいいじゃん、と。
発言者を含めずに語りかける相手が“日本”って、まるで他人事じゃん、と。

これ書いた奴自分を日本人と思ってないだろ、とまでは言わないけれど、自分と無関係などこかに別の“日本”があって、自分は単にそこから恩恵を受けているだけの存在です、みたいな考え方が透けて見える気がした。

つまらぬ前置きになりましたが、B'zについて書きます、今しかここでしか書けないだろうし、書かないつもりで。
書きたい事は山ほどあるが、いろいろ賞歴やら記録やらがあって、やたらファンが多くて、もう余所で色々言われ尽くした感もあるので、
その一部だけ。


「明るく楽しく元気よく」
松本孝弘が、自身の曲作りのモットーとして語った台詞。冗談半分ではあったけれど、本心だろう。

稲葉浩志の歌詞は、叙情や挫折を綴ったものも好きだけれど、暴論に近いほど極論してしまうと、メッセージは一つしかない。
「頑張ろう」だ。


日本人に向けて、これほどまでに、手を変え品を変え、廻りくどくとも分かりづらくとも、ありとあらゆる言い回しで、

“頑張ろう”

と語りかけてきた者を、俺は、他に知りません。


ここ5年は以前にも増して、自覚的に、一種の使命感すら感じるほどに、それをやってます。
ロックが反骨、反体制の精神を体現するものだというのなら、この二人は最初からロックをやろうとなんてしていない。
そもそもデビュー当時ロックバンドじゃなかったし、10周年頃までミーハーにいろんな事やってたし。

音楽について語るなら、一般にHRと言われる今の二人のスタイルが確立したのは、絶頂期の98年前後で、その翌年に発売された「BrotherHood」が、個人的には最もお気に入りなのですが。邦楽史上にも稀有なヘヴィーサウンドが最高だったのですが。構成やメロディーラインが歌謡曲(J-POP)なのは確かで、演歌と言ってもいいぐらいで、アメリカンHRのエネルギッシュさは、実は“粋”の感性とも相性がいいんじゃないのか、それを体現してるのはこのユニットなんじゃないのかとも思います。津軽三味線だって実は洋楽に影響されたものだし。
「昔のB'z」が好きだったという人は多い。確かに90年代(Survive以前)に発表された曲は耳触りが良くてシンプルで万人受けする。
でも個人的には、迷走してた感もあるけれど、2000年代以降の方が好きですかね。特に「Action」「The Circle」が。コブシが利きまくっているあたりが。

それはいいとして。

「殻を破ろう」「壁を乗り越えよう」「前へ進もう」
そういう発想の仕方が、何故だか、少しだけ、自分の思考回路の深層、そのどこかに、あります。
珍しいんじゃないかと思います、今時。俺ら世代では。
「クールなのはぱっと見だけで、実はすごくアツい人」と言われました。

少年ジャンプを購読していたわけでもなく、両親が前進志向の強い性格だったわけでもない。
父が体育会系だというのは多少関係あるかもしれないけど。

「殻ってつまり何?」「壁ってどれ?」「前ってどっち?」
そんな時代である事は重々承知しています。でも見えてしまうんです。

おそらく、刷り込まれたんでしょう。
あるいは、もともとあった物が、共鳴して増幅されたとか。
B'zに、です。

ダサいよね。

それどころか、「じゃあかっこいいって何よ?」
というのがA.D.2011のジャパンです。

深層の思考の一部を刷り込まれたとか、まさに“信者”の鏡でしょうか。
“信者”という揶揄こそ、何も信じられなくなった現代人の言葉じゃないでしょうか。

ロックが「反体制」で、それならB'zはロックじゃないとは書いたけれど。

自分達はぞっとするほど自由な時代に放り込まれてしまっている。
もはや刃向うべき「体制」なんて見えやしない。
そんな中で右往左往して、結局は在りもしない正しさを模索してしまう。
優劣を競ってしまう。
“神”か“クソ”か。★★★★★か☆☆☆☆☆か。上か下かばかり見て、誰も前を見ようとしない。
ネットの普及が理由じゃない。それ以前から、何処にでも、人の思考回路の中にそういうものはあった。
他人の眼を自分の中に抱え込んで、自分の中で優劣を作り上げる。あまつさえ、それをまた他人に押しつけようとする。
他人から優劣の物差しを押しつけられた事で、自分もまた別の誰かにそれを押しつける、無限ループだ。

否定もそれへの擁護も、結局同じ視点に立ったものでしかない。
同じ物差し上での綱引きか、あるいは物差しのすり替え合い。

自分たちの基準で、物差しで測れないもの、どう足掻いてもすべての言葉が通じる事はないもの、そういう“他人”の存在や人格が、本当の意味で理解できていない。出来ても、拒絶して、破壊しようと無駄な努力をする。

それこそ、「殻」や「壁」じゃないのか。
そして「体制」じゃないのか。

話が飛躍しすぎたかもしれない。
けれど今の時代、もはや「体制」と呼んでもいいほど、誰もが他人の眼を、“空気”とやらを見計らっている。
それでいて同時に、他人の存在をどうでもいい、疎ましいとすら考えている。
だとしたら。

B'zの、それこそ20数年にわたって続けてきた音楽、何百という楽曲の中で繰り返してきた

「明るく楽しく元気よく」

「頑張ろう」

これを今この時代もなお繰り返し続けるその様って、実は。

疑いようもなく、唯一無二に近いほど、

ロックだ。

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