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anorexianervosa__
(アット)hotmail.com
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ネットに繋がったので。
プロバイダに電話して開通通知を再配送してもらったので。
自作動画。
俺が作りました。
でもまあ、”作りました”ってのが一体何を指すのかわからないよね、昨今は。
特にこういう、センスのみで仕上げた手抜きくさいのは。
最後までテクスチャが出ない、何か意味性を付与されていそうなものが出ない、という。
ぶっちゃけ「何も無い」といっても過言ではない。
真空の揺らぎのような。
ただ、「何も無い」を表現するのは実はとてもとても難しいんですよ。
本当に何も表示しなかったら、アップロードをミスった動画としか思われない。
「何もない」というのを表現するためには、「どこに?」や、「何が?」
という疑問に答える必要があって。
空間に線を引く事で、それがどうにかなるんじゃないかなあ、と思って衝動的にやってしまった。
アルバムのジャケットにインスパイアwされて。
COLDPLAYの作風、特にこの曲に関しては、公式PVもそ、うだし、極めて淡々と、
「これは音楽ですよ」
「これはPVですよ」
と、誤解を恐れず云えば記号的で無機質な、余計な作家性や自己主張を排除しきった感にあふれていて、
それが多分人気の理由なんじゃ無いかなあと思うので。
UKオルタナティブってそういうもんなんかもしれないが。
日本でもくるりとか、ブッチャーズとか、バックホーンとか他は知らんが、
「テンポがアッパーでも曲の印象は凄くダウナー」な音楽って凄く増えてきている気がするんだけど。
COLDPLAYは本当、ニュートラルな音楽性から一歩も動こうとしないし、
基本的にダウナーではあるが、鎮静剤的な強いダウナー感に働きかけようともしない。
そこがまた、ドライというか、聞くものが好き勝手にやれそうな雰囲気があったので。
Blenderの操作の練習にもってこいでした。
先日齢二十二を迎えた私にお悔やみ申し上げません。
(中略)
以上活動写真とおカネについてのお話でした。
~略された部分~
それがプレゼントだったのかは知らないが。
誕生日の夜、東京の友人宅にていつも通りにサラミをつまみエビスをあおっていると、インディーズでCDデビューしようという人達のPV制作の話を頂いた。
何を隠そう。
大学に入学して自分がやっていた事と言えば、動画の制作か人と飲みながら駄弁るかのほぼ二択だった。
(officeのwordも結構使った。当たり前ですか学生なんだし)
丁度youtubeがようつべとか呼ばれ始めたあたりに一年生だったんで、自由投稿、自由閲覧型の動画サイトが浸透していく様をリアルタイムで眺められた。
…はずが、今年の3月まで1年と半年あまりネットに不自由していたので詳しい経過は知らない。
ざっと状況を見ると、stage6がいつの間にか会員制になってたり、技術的な話だと、静止画の拡大縮小回転を用いた演出ではプロ並みのアマがもうゴロゴロいたりとか、あとはP2P時代をはるかに凌いで著作権なにそれ状態が続いているとか、ちょっと離れていると完全に置いていかれるネット社会です。無理についていこうとは思わなんだが。
話を戻すと、PVを作って、その人等がCD出して、金を稼ぐとなれば、当然コマーシャル活動の一環になるわけで。
もはや厳密にはアマではないのである。 アマじゃない、別にプロとも言えない、その中間に両者の境界線はある筈。
というか。
アマ、プロを分かつものはハッキリしている。つまりカネが絡むか否か。完成品に値段がついたり製作開始にあたってギャラや経費が発生したり、他人がそれら権利を主張出来そうな一切のものから必死に逃げた作りだったり、しているものを完成品として収めるのがプロ。それ以外がアマ。じゃないのかな。
(某N君はそれを分かってて、著作権に一切触れずに人を唸らせるものを作ったんだと思うし)
こういう発想はまったくアーティスティックじゃない。分かってます。
資本主義社会にいて忘れがちだけど、お金は常に事物より先に「ありません」。
つまりプロ意識って、まあ高尚なものと言えるかもしれないんだけど、それは「切実」さというか、切羽詰った何かに裏付けられてるんじゃないでしょうか。糸井重里も言ってました、納期があるのもまたプロ故にで。
このPV話がおシャカになったらこんな事考える必要もありませんが、一応自分を見つめ直さねばな、と。
むしろ自分を見つめなおす自分て奴を売り込もうかな、とか。
また一つ年を取ったんだし、タメの現役合格者は全員、就職活動真っ只中。